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2010.09.15

旅の思い出 最終回

トゥール (2).jpg

いよいよ旅も終盤。
トゥールの街も例外なく暑かった。
フランスではクーラーがないのがフツー。
ホテルにクーラーが付き始めたのもここ何年のこと。
きっとこれも温暖化のせいなのだろう。
宿泊したアンボワ―ズのホテルには
2台の送風機が置いてあった。
が、これがうるさくて使い物にならない。
応急処置なのだろうから仕方ないのだけど・・。
それくらい、今年の夏の暑さは異常なのです。

トゥール市庁舎.jpg

午前中にルムニエの工房を訪れた後、
トゥール市庁舎へ。
トゥール市と高松市は20年前から姉妹都市。
実はムッシュ木場、高松市の教育委員をやらせて頂いています。
今回、ルムニエの工房に行くことを高松市に伝えたところ、
急きょ表敬訪問が決定。
トゥール市も食育に力を入れているので、お互いに興味があるところ。

トゥール市庁舎 (2).jpg

明日が革命祭というこの日、大広間はその準備で大わらわ。

トマ助役.jpg

市長は、革命祭前でお忙しくお会いできませんでしたが、
お忙しい中、トマ助役が案内してくださいました。
助役の胸には瀬戸内国際芸術祭のピンバッチ。
ムッシュ木場が胸に付けていたものを、その場でプレゼントしました。

トゥール市役所.jpg

市庁舎を案内して頂いていると、出先からお帰りになったところの
国際交流課室長アミロー女史に会い、立ち話です。

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偶然ですが、お会いして半月後にアミロ−室長が高松を訪問。
時間を割いて、ボワ・エ・デュポンにも立ち寄ってくださいました。
ご縁というものは本当に不思議です。

トゥール市役所 (2).jpg

ここは市民が訪れ、いろいろな手続きをするブース。
一挙に現代的な空間になります。

トゥールマルシェ.jpg
▲南仏のマルシェとは見せ方も品ぞろえも違います

フランスは、ほとんどの食材・ワイン・チーズが揃い、
自給自足できる国。
その中でもトゥールは、街の規模に対してレストランの数も多く、
ルムニエのような職人もいるとても食文化が発達している街です。
常設のマルシェも立派で、1店舗あたりの区画が広い。
だから、どの店も商品数が多いし、
見やすくゆったりとディスプレイされているのが特徴。

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▲ルムニエのブースはコーナーになっていて、
他店の2倍の広さ

フランスでは、いかにチーズの消費が多いかが分かる。

トゥールお惣菜屋さん.jpg
▲お惣菜やさんのクオリティ−も高い

トゥール魚屋さん.jpg
▲日本の魚とは全然違いますが、種類は豊富

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▲産みたてたまごのディスプレーがかわいい♪

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▲ケーキは大きくてボリューム満点

トゥールレストラン.jpg

市庁舎を出て案内して頂いたのは、
パリの有名なプラザ・アテネやタイユバンで修業をされた、
若干29歳でオーナーシェフのオリビエ・アルロ氏の店。

トゥ―ルレストラン (2).jpg

カジュアルで小さな店ながら、料理はとても本格的。

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フルーツを上手に用いており、とてもスタイリッシュな料理。

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アイスクリームの上にもアプリコットのコンポートが添えられていた。
とにかく、フレッシュのアプリコットは本当に美味しい・・。

トゥール市との昼食会.jpg

ここでは、日本のホテルでフェアーの経験があるシェフや
1200人を抱える職業専門学校の校長、
それにルムニエが加わり、色々な意見交換が3時間続いた。

トゥールの若いシェフ.jpg

仕事が一段落したオリビエシェフとごあいさつ。

トゥ―ルレストラン (3).jpg

彼も日本にとても興味を持っていて、来年5月には来日するという。
その折に、高松でボワ・エ・デュポンでの再会を約束した。

トゥ―ルレストラン (4).jpg

料理もさることながら、ムッシュ木場が何より感心したことがある。
掃除の行き届いた調理場。
決して広くないが動線もよく考えてある。
本当に新品のように美しい・・。
「調理場とコックコートは料理人の鏡」がムッシュ木場の口癖。
きっと彼は今後素晴らしい料理人になるだろうと直感したらしい。
いい出会いが沢山あった。
この出会いが、これからどのように広がっていくのだろうか・・。
楽しみでならない。

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帰国の日、トゥールの街は大雨だった。
終点のパリは、ゲリラ豪雨。
真っ暗で、革命祭の為に店にはあかりもなく、怖いくらい静か。
帰れるのだろうか・・。
一瞬頭を過ったが、すぐに忘れた。
一過性で1時間もすれば、雨は止んだから。

フランス革命祭.jpg

タクシーを拾うために降り立ったオペラ座の前には戦車。
雨も上がり、ようやく巴里祭が始まるらしい・・。
パリで撮った唯一の写真。
そして・・このあとが大変だった。
車が混み合い、20分で行けるはずの空港に1時間30分かかった。
集中豪雨で停電したとかで、飛行機も遅れている・・。
う〜ん、いやな予感。
でも、この旅は、乗り物に恵まれない旅。
これも旅の醍醐味?!
結構平気になるから不思議。
無事に帰国後、恩師・友人との再会や新しい出会いが
仕事に新たな命を吹き込んでくれたことは・・言うまでもありません。

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